ベリー類といえば、ストロベリー(苺)とブルーベリーしか知らなかった私ですが、山に入るとベリー類がいろいろ自生していることに気づきました。
山に自生しているベリー類を紹介します。
マルベリー(桑の実)
桑の葉は昔から蚕の餌として養蚕などに使われてきましたが、人間も食べることができます。蒸すと粘り気が出て美味しいです。
5月頃から新しい葉が出てきます。
5月末からは桑の実(マルベリー)が生り始め、収穫は鳥との競争です。
6月上旬には鈴生りです。
熟した黒っぽい色の実をたくさん収穫します。
収穫した桑の実は、ハチミツ漬けにしておくと長期間保存が効いておいしいです。
ベリー類の多くはポリフェノールによる色素がすごくて、このマルベリーも例外ではありません。
収穫した手は真っ赤になりますし、食べると舌も真っ赤になります。
服に付着するとなかなか落ちませんのでご注意ください。
野イチゴ
野イチゴはラズベリーと同じで中が空洞になっていて、様々な種類があります。
クサイチゴ
野イチゴの中でもおいしい部類で、市販のイチゴを購入するくらいならクサイチゴです。
市販のイチゴの農薬は半端ない量ですが、自生しているクサイチゴは完全無農薬で甘味も感じます。
中が空洞になっています。
ニガイチゴ
ニガイチゴと聞くと苦そうですが、実際食べてみると苦くありません。
種が苦いためニガイチゴというそうです。
モミジイチゴ
モミジイチゴは木苺の中でも最もおいしく、黄色っぽいのでわかりやすいです。
ヘビイチゴ
これはよく見かけるのですが、実は食べられます。
おいしくありませんが。
ジュンベリー
ジュンベリーは庭に植えておくと毎年収穫できてありがたいです。
鳥に食べられるので5月中旬になってきたら収穫準備を。
下の写真は5月中旬の頃ですが、赤くなってきたら収穫しましょう。
たくさん収穫して洗ってハチミツ漬けにしておくと、長期間保存できます。
グミ
こちらもジュンベリーと同じ5月中旬ごろから山に自生します。
ジュンベリーとほぼ見た目同じですが、ジュンベリーは種が小さくたくさんあり、グミは大きな種が1つ入っています。
ジュンベリーよりグミがおすすめです。
グミとジュンベリーの種です。
ジュンベリーの種は小さすぎで吐き出すのが面倒なのでそのまま飲み込みがちですが、しっかりウンコに混ざってでてきます。
ブルーベリー
ベリー類は5月末~6月に旬を迎えるものが多いのですが、ブルーベリーは7月に入っても下の写真くらいで、まだまだです。
旬のブルーベリーを収穫して凍らせておけば、冬でもおいしく食べられます。
ブラックーベリー
準備中。
次は、秋の味覚ランキングです。
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