保存食ランキング

はちみつ自然農と自然食

はじめに

自給自足を営む上で重要になるのが保存食です。

毎日の食べ物を自給していると自然災害や不作などで手に入らない日も出てくるでしょう。

そうでなくても毎年、農閑期である冬を越さなくてはなりません。

昔は自給自足が基本でしたから食糧を保存する智恵は昔の習慣に倣えば、保存食は見えてきます。

私がオススメする保存食についてランキング形式で書いてみたいと思います。

1位:塩

人間にとって空気と水の次に重要な塩は、保存が効くという点で優れています。

保存食を作るために塩を使うものも多いくらいですから、そのものである塩は腐りません。

様々な場面で使える質の良い天然塩は買いだめしておくべきです。

味で勝負のオススメ「天然塩(市販)」ランキング
人間に不可欠な物トップ3は「空気」「水」「塩」です。体の6~7割は水分で、その水分はただの水ではなく塩水です。さらに血液にも塩分が必要でほぼ海水と同じ成分になっています。つまり体の大半は水と塩でできていて、良い塩を選ぶことは良い水を選ぶことと同じくらい重要なのです。

2位:梅干し

梅干しは、優れた保存食であり栄養食だと思います。

数百年前の梅干しが未だに腐らずに残っていたりします。

梅と塩があればだれでも簡単に作れます。

梅酢も一緒にできてこれも保存が効きます。

無農薬天然塩の梅干しを作って、クエン酸の脅威のパワーを体感せよ
簡単に作れて栄養満点、保存食にもなる最高の食べ物は「梅干し」と「干し柿」です。どちらも「干す」という共通点がありますが、特に梅干しは市販のものが農薬漬けの梅だったり精製塩を使っていたりで買うに値しないものが多いので、自分で作るといいものができます。簡単に作れてしまうのでぜひ作ってみてください。


3位:ハチミツ

ピラミッドの中で数千年以上前のハチミツが腐らずに発見されたことからもその保存性は証明されています。

ハチミツは殺菌作用が強いため微生物が繁殖しにくく、長期保存が効くのです。

傷口にハチミツを塗っておけば消毒になりますし、災害時等いろいろな場面で重宝します。

様々な保存食がありますが、その保存性のメカニズムとしてハチミツだけは別格だと思います。

自分で養蜂をして採れたハチミツは最高です。

養蜂体験談
自給自足を目指す人の多くは養蜂に取り組まれているのではないかと思います。養蜂で得られるハチミツは保存食や非常食としても非常に優れた食べ物です。私自身、養蜂を始めてみて、ミツバチのかわいさに虜になりました。せっせと蜜を巣に運ぶ姿は愛らしく、一日中見ていても飽きません。 私の養蜂体験から学んだことなどを紹介していきたいと思います。

4位:味噌

味噌は、「塩分」と「発酵」により保存性を高めています。
ただし、よほどうまく殺菌しながら作って雑菌が繁殖しない環境に置かないとカビが生えてきます。

そういう意味で保存性の面でいえば他より劣るでしょう。

味噌をつくって手前味噌の意味を知ろう
昔から味噌は家庭で作るものでした。実際作ってみると案外簡単にできて、完成した味噌の味に感動します。いかに美味しく作れるか試行錯誤するようになります。家庭で作る際のオススメのやり方を紹介します。


5位:干し柿

干して「乾燥」させることで保存性を高めた保存食はたくさんあります。
切干大根やかんぴょう、わかめや海藻、魚の干物など。

腐りやすいと言われるタケノコでもしっかり乾燥させることで保存食になります。

私は簡単に作れる干し柿がオススメです。

干し柿は必ず自分で作ってみるべし
干し柿を作ってみると、甘くておいしい干し柿が簡単にできることに驚きます。一度ぜひ作ってみてください。渋柿が甘柿に変わるマジックを楽しんでください。


6位:漬物

大根を天日干しして乾燥させた後、塩をまぶして糠につけて発酵させます。

長期保存の3本柱である「乾燥」「塩分」「発酵」を総動員しています。

7位:ナッツ類

「乾燥」していることによって保存性が高いです。

アーモンドやクルミ、カシューナッツなどカロリーも高く非常食に適しています。

オススメはノヴァの有機アーモンドです。

これは美味しいです。

有機ナッツ
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8位:酒

普通に置いておくと腐るものも基本的にお酒に漬けておけば腐る事はありませんね。さまざまな調理に使えていろんな意味で重宝します。

9位:燻製

「燻す」ことで保存性を高めることができます。
魚の燻製なども長期保存できますね。

さいごに

「乾燥」「塩分」「発酵」などにより保存食を作るのは昔ながらの智恵で、「発酵」などによりさらに栄養価も高まります。

自給自足という観点からやはりオススメしたいのは、天然塩の備蓄と梅干しの自作です。

塩は梅干しや味噌を作る時にも欠かせませんし、いくらあってもいろいろ使えます。

昔はサラリーとしてお金の代わりに塩で受け取っていた時代があったくらいですから。

保存食はその土地の文化にも根差していますから、発酵食品とかその土地に合ったものが昔から作られてきたはずです。

そのような文化を学びながら保存食づくりから自給自足をはじめてみるのもよいかもしれません。

次は、米作りです。

自然農で稲作に挑戦、初めての米作り
自給自足を志し、自然農で稲作に挑戦しました。無肥料ではたしてお米ができるのか。3年間の挑戦の記録です。

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