会社を辞めていった後輩へ

蝋梅お金と仕事とセミリタイア
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内気だった後輩

今から少し前、4年間同じ職場で働いた後輩が会社を退職した。

退職の直前まで全くそんな素振りもなく、ただただ驚いた。

仕事ではよく失敗をしていて先輩の自分が尻拭いをすることもあったが、逆に助けられることも多かった。

仕事をバリバリできるようなやつではなかったのだが、真面目で正直だったことで最も信頼できる後輩だった。

無口な性格で、自分の考えていることを積極的に他人に話すようなやつではなかったので、どうしても退職理由を聞きたくて、退職する数日前に半ば無理矢理、時間を作って話をした。

4年間一緒に働いた仲だったので、いろいろ話す思い出はあったはずなのに、話の内容は、「辞めてどうするか」に終始してしまったのだが、彼は次のように思いを語った。

「自分は一日も早くお金を稼がなくていいようになりたい。仕事をすることから開放されたい。」

それを聞いたときは、そんな選択肢がありうるのかと思った。

セミリタイアという生き方

当時、私はセミリタイアなんて考えたことも無く、当然仕事って定年まで続けるもんだと思っていて、また、人生の生きがいとしても仕事は重要だと思っていただけに、衝撃的だった。

「とにかく早くお金をたくさん貯めて、サラリーマンを辞められるようになりたい。」

「もっと収入を得られる仕事に就いて、30代で辞められるようになるんだ。」

「ストレスのない生き方がしたいなぁ。」

彼はなかなか自分の思いを語ることはなかったので、そんな考えを持っていたことは以外だったが、考えてみると、その内向的な性格故に、社会に出てから懸命に背伸びをして生きてきたのではないかと想像できた。

そして、30歳手前までがんばってきたところで疲れたのだろうと。

「等身大の自分で、背伸びをせず、生きていきたい。」ってことなんだろう。

それを感じさせる何かが、彼の言葉から滲み出ていた。

私は、これまで不器用に生きてきた彼の次の人生を、心から応援したいと思った。

特に現時点でセミリタイアをするつもりはなく(セミリタイアできるほど貯金が無いようだった)、次の仕事は決めているようだったが、深くは聞かなかった。

自分の中に、親心ってこういうもんかと思えるほど、心配と応援したい気持ちが同居して、これからの人生うまくいくようにと祈らずにはいられなかった。

彼の真面目で正直な性格がプラスに働くような仕事に就いてほしいと願った。

後輩への思い

4年前の事業所立ち上げ当初から、一緒に働いてきた君へ

4年間、助けてくれてありがとう。

短い人生の中で、あなたと一緒に働けた時間は、貴重でした。

あの時語ってくれたセミリタイアの目標は、今、自分の目標にもなりました。

お互い、目標を達成した時に、また、逢えるといいなぁ。

ため息で通勤した道
毎日嫌で嫌でたまらなかった仕事へ向かう通勤途中の道。その道を退職して数年後に歩くことがありました。なつかしさに立ち尽くしてしまう経験でした。

退職代行EXIT

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