白血病の猫と暮らす

白血病の猫猫との暮らし

10年連れ添った捨て猫だったクロが亡くなって1年になる。

黒猫(突然の別れ)
自宅で飼っていた猫が亡くなりました。キミと過ごした10年の月日はかけがえのないモノで、僕たち家族はとてもたくさんの幸せをもらいました。キミは僕たち家族の一員になって幸せでいてくれたかな。心からありがとう。

その間、いろんなことがあった。

シロとの出会い

障害をもっている猫との出会いがあった。

シロと名付けられて、ある家庭で大事に飼われていた。

(シロの名前の由来は手だけが真っ白だかららしい)

シロは白血病だった。

猫の白血病はウイルス性で感染するため、他の猫と一緒に過ごすことが出来ない。

だから、その家庭では他の猫と接触しないようゲージで飼われていたんだけど、狭い所でかわいそうというので里親を探されて、我が家に来た。

シロには左足がない。病気ももっている。なかなか引き取り手がなかったようだ。


白血病の猫

動物愛護センターにて

以前、動物愛護センターに殺処分される猫を譲ってもらおうと訪問したことがある。

動物愛護センターというのは、捨てられた犬や猫を「処分」するために自治体が設けている施設のこと。

驚いたことに、今は猫ブームで引き取り手が多く、特に子猫は順番待ちとのことだった。

ただ、その動物愛護センターのホームページには、そのセンターだけで年間1000匹の猫が殺処分されているとあったので、ツジツマが合わないなと思いながら理由を詳しく聞いてみた。

じつは譲渡対象にならない猫がたくさんいて、人になつかない猫、病気をもっている猫、障害をもっている猫などは、仮に譲渡希望があっても殺すということだった。

辛い目にあってきた猫ほど、幸せになれず殺されていく現実に愕然とした。

そんな経験もあってシロを引き取ることにしたんだ。

シロから元気をもらって生きる

シロはとても人懐っこくて、とても大事にされてきたんだと思った。

だからこれから育てることにとても責任を感じた。

そんな僕の気持ちとは裏腹に、シロは片足で元気に走り回り、片足が無いことを感じさせない。

自分の病気や障害を、あるがまま受け入れ、気にもせず生きているようだった。

そんなシロの姿に毎日勇気をもらっている。

次は、シロの写真で一言

猫の写真で一言
我が家の愛猫のお気に入り写真を掲載しようと、一言添えて載せてみます。反響があれば第二弾も。ご覧ください。我が家の猫写真15選 「おはようございます、ニュースゼロの時間です。」...

片足で懸命に生きる

コメント

  1. KAN TAKEUCHI より:

    猫白血病の勉強をしてブログを拝見しました。
    https://www.terrax.site/entry/neko0304
    昨日、白血病の発症と診断されて、勉強して一緒に暮らそうと覚悟を決めたところでした。
    シロくんの記事、非常に勇気をいただきました。ありがとうございます。
    いろいろ勉強して苦しい姿も少しでも猫ちゃんと共有して自分の人生として生きようと思いました。
    自給自足家さんの猫ちゃん皆さん少しでも良いお時間をお過ごしください。

    • カリスマ社会福祉士カリスマ社会福祉士 より:

      嬉しいメッセージありがとうございますm(_ _)m
      勇気をいただきました。
      これからもよろしくお願いいたします!

タイトルとURLをコピーしました