はじめに
食材にはオーガニック食品など気を使う人でも、食器に気を使わない人は多いかもしれません。
しかし食器から食べ物に良いものも悪いものと溶け出しますので気を使ってほしいです。
例えば昔の鉄瓶などは鉄が溶け出すため鉄分の補給ができました。
逆に一般の陶器は表面に塗る釉薬に鉛やカドミウムといった有害な重金属が使われており、高温で使う調理器具や熱い液体などを入れる食器から有害物質が溶け出す恐れがあります。
ここでは安全な食器について私のオススメを書いてみます。
自作の食器類
基本、食器は自作するものだと思いますが、簡単に作れるものだけまずは紹介します。
自作の箸
最も簡単に作れて、驚くほど重宝するのが自作の箸です。
箸はぜったいに自作するに限ります。
一度自作してみて、なぜこれまで自分で作ってこなかったのだろうと思いました。
自分の手に合った最も使いやすい形に、ナイフ1本で作れます。
杉か檜(ヒノキ)はまっすぐに成長するので鉈で割りやすく、箸が作りやすいです。
10年以上前に森で切ってきた檜の枝で作った箸が今でも現役で使えます。
強度があって折れませんし、檜の抗菌作用で雑菌も繁殖しませんし、なにより自分の手に馴染むように自作した箸は使いやすいです。
竹筒
竹を切るだけで竹筒ができて多くの用途に使えます。
箸立て、コップ、ラップの代わりなど、無機質なプラスチック製品を買うくらいなら竹筒で代用してみてください。
森修焼ランキング
安全な食器の代表格といえば森修焼です。
私は森修焼の製品は全種類持っていて、中でもオススメの以下の製品は10個~20個買いだめしています。
中には品切れの商品もあって、土鍋や土瓶など買いだめしておいてよかったと思えるものがいくつかあります。
鉛やカドミウムが溶け出さないというフレコミで私は注目しましたが、実際には食べ物を森修焼の食器に乗せるだけでおいしくなるんです。
信じられないかもしれませんが、明らかに変わります。
というか森修焼以外の食器では有害物質が食品に溶け出してまずくなっているだけなのかもしれません。
そんな森修焼のランキングを作成してみました。やはり自作できないものが購入に値すると思います。
1位:スプーン(大)
スプーンはなかなか自分では作りにくいので私はこれを愛用しています。
森修焼のスプーンは舌ざわりがとてもよいので、ヨーグルトなどを食べるときはおいしさが引き立ちます。
折れやすいのが玉にキズです。
2位:味鍋、シェフ鍋
これは食器ではなく調理器具ですが、私は大きな食器としても使っています。
森修焼の中でも直火に充てても大丈夫な製品なので味噌汁を温めてそのまま食器として使ったりしています。
味鍋なごみ(大)はオススメなのですが、残念ながら職人さん不在により購入できない状態です。
現在は(小)も売り切れのようです・・・さらにシェフ鍋と呼ばれるタジン鍋も・・・
写真左がシェフ鍋、右が味鍋です。
3位:保存容器(大)
私はこれに天然塩を入れて食卓にいつも置いています。塩がまろやかになりおいしくなりますし、かなりの量の塩が保存できます。
4位:旨陶 大皿
大きめのお皿です。いろんな場面で活躍します。
5位:天才シェフ
これは調理の時に一緒に入れておくとおいしくなるというものです。
私は土瓶の中に常に入れていて、一緒にお湯を沸かすだけでお湯がまろやかになるのです。
所持している土瓶の数だけ購入しています。味噌汁を作るときに土鍋に入れてもいいです。
6位:急須
お茶を飲む習慣のある人にはこれがオススメです。
7位:一期一会 平丼
大きめのどんぶりは使い勝手が良いです。1つあると便利。
8位:フードボール 白
自宅で犬や猫を飼っている人は水入れにこれを。どっしりとした安定感があって溢されることはほぼありません。かわいいデザインで好きです。
さいごに
森修焼は価格が高いなと最初は思うんですけど、使ってみるとその費用対効果の高さに驚きます。いつも食べている食事がこの食器を使うだけでおいしくなるんですから。
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